お数珠はもともと、お経やお題目をあげる時にその数を数える法具でした。今ではお経やお題目を唱えたり、仏様を礼拝するときに手にかけてお参りします。 お数珠は持っているだけで功徳があるとされ、普通108の珠からできています。これは、108の煩悩を退散・消滅させる功徳があるからだと言われていますが、珠の数はこのほかにも108の10倍の1080のものから1/6の18のものまでさまざまあります。 形式については宗派によって若干の違いがありますので、求められるときに確認したほうが良いでしょう。また、お数珠のかけ方も宗派によって異なりますので、代表的な宗派について紹介します。 |