盆踊り 最近では宗教的な色合いは薄れてきましたが、元来盆踊りは戻ってきた精霊を慰め、送り出すために催されてきました。また、戻ってきた霊が供養のおかげで成仏できた喜びを踊りで表す、と伝えられている地方もあります。 私達が、祖先に感謝し生きていけることの喜びを表現するために踊ると考えてもよいでしょう。 |
月おくれ盆 今では8月15日を中心に、ひと月おくれの盆行事をするのが、もっとも盛んなようです。これは明治になって新暦が採用されると、7月15日では、当時国民の8割を占めていた農家の人たちにとって、もっとも忙しい時期と重なってしまい都合が悪かったからです。それで、お盆をひと月遅らせ、ゆっくりとご先祖様の供養が出来るようにしたわけです。月おくれ盆にあわせて、毎年帰省ラッシュが騒がれるのはご存知のとおりです。 |