お墓を建てる時期に関しては厳密な決まりはありません。経済的な条件などが許せばなるべく早く建てたほうが良いでしょう。しかし、慣習として納骨は四十九日や百ヵ日、月忌、一周忌などの法要のときに行うことが多いようです。 また、最近では生前にお墓を建てる人も増えてきました。生前にお墓を用意しておけば安心だというほかに、これは節税対策にもなるものです。というのは、お墓には相続税や固定資産税などがかからないからです。もし、遺族が遺産の相続を受けた後でお墓を建てるとなると、相続税を引かれた後でお墓を建てることになります。しかし、生前に建てておけば、お墓を建てた費用分だけ相続税のかかる遺産が減っているので節税対策になるのです。 |