お墓の基礎知識 お墓の基礎知識TOPへ
A 通 夜
 “通夜”とは、その字のとおり夜通し遺体とともに過ごすことを言うのですが、現在では夜通し柩を守るのは近親者に限られます。通夜は正式な儀式ではなく、身近な親しい人の集まりなので厳密なしきたりといったものはありませんが、席順は血縁の近い人から祭壇の側の席に着くのが普通です。
 通夜振る舞いなどを喪主からすすめられた場合には一口でも箸をつけるのが礼儀ですが、喪主の家族は看病疲れや、葬儀の準備などで忙しいはずですから、なるべく早めに切り上げるようにしたいものです。

遺体との対面
 遺族からすすめられない限り対面は控えるのが礼儀です。対面の作法は、まず遺体の枕元から少し下がって正座します。一例のあと、遺族が顔の白布を外したら膝をつけたまま近づきます。対面のあと、もう一度一礼して合掌します。そして遺族にも一礼するのですが、このとき「安らかなお顔で・・・」などの言葉をかけたいものです。
back
BACK
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
NEXT
next